今日は李世福さんの知られざるある日常の一部を紹介したいと思います
- KENT
- 李さんは毎朝、太極拳のようなトレーニングを行っていますが、これはいつから始められたのですか?
- 李さん
- 約28年前かな。今のうちから体を鍛えておこうと当時思ったんだ。また小学生くらいの頃、少林寺を少し習っていたことがあってね。ライブステージもワンマンで二時間半近く行うわけだから若い頃から体力を意識してトレーニングしている。ただこれは格闘技を意識してやってるわけではなくあくまでアートの世界であり自身の体のトレーニングなんだ。誤解されては困るからね。喧嘩はしないし、殴られたら痛いし、殴ったら心は痛いし。
- KENT
- 李さんのステージは独特の世界観があるように思えます。ただロックバンドとして演奏しているだけでなく身体中で表現しているように思えます。
- 李さん
- 意識して動かしているのではなく曲に体が反応して自然と動き表現しているんだ。具体的に言うとアヘンの歌なんかでは詞の世界を歌いながら演奏し体で表現するとステージであのような動きまたは表現になる。剣士がトラや妖怪を剣で切っても切ってもまだ出てくるのを表現したり。夢の旅という曲では中国の旅だけでなく自分が様々な場所へ旅した事を表現しているんだ。旅で船に乗ったり店で何かを食べたり。そのお店の人と出会ったり。ステージではそれも表現している。また月光という曲なんかでは女性の気持ちで歌っている。女性が男性に向かって泣かないでと歌っている。女性が歌うと上手くマッチするんだけど、それも自身の体と歌で表現している。
- KENTが質問しようとしたが、さらに李さんは伝え続けた。
- 李さん
- 年齢が行くと何かしら落ちるものなんだけど、皆さんも無理せずに何かふとしたきっかけでスイッチが入ると体を鍛えたりするきっかけができますよ。食事の栄養バランスなども大事だけど何よりも強い気持ちを持つことが大事なんですよ。毎日生活していると嫌なこともあって調子悪いこともあるけどその時こそ強い気持ちでいれば、負けることはないと思う。みなさんも気持ちを強く持っていればやれないこともやれますから!
李さんの毎朝のトレーニングに関する質問から強く生きる秘訣を伺ったインタビューになりました。
次回も李世福さんインタビューシリーズをお楽しみに。