【香港冒险纪行2015年11月_04】香港のドーナツ

予定していた2本のLIVEも無事終了!ということで、食べますか♪♪♪
お待たせしました。「香港でドーナツは流行らないらしい」という前回からの調査の続きです。
過去にミスタードナツやクリスピー&クリームドーナツが出店するも、あえなく撤退という歴史を持つ香港。一体何がそれほどまでにドーナツを拒絶するのか。その原因を現地では主に朝食として食べられているお粥についてくる「油条」という揚げパン文化にあるのではないかと睨んだ訳であります。要するにドーナツに似た物がすでに伝統的に根付いているということですね。でも油条は甘くないじゃん?と思っていたら、甘い油条もあるんだよという情報を得まして、そりゃ〜食べてみないことにはね、と♪ それがこれ。

輪っかになってない(- -;)
確かに小麦粉に砂糖を加えて油で揚げるという、成分・製法的にはほぼ同じ物。かじってみれば、食感は歯ごたえのあるフレンチクルーラーと言えなくもなく、その味は……ん?この味、どこかで…
おおお、これはアレだ!子供の頃に、家で天ぷらとかフライとか揚げた後に残った衣に砂糖を入れて、最後に油に落として作ってもらったアレだ!!!懐かし〜^^

い…いや、いやいや!!!これはドーナツとは違〜うっ!違うんだけど……これでいいや、っていう気持ちも、分かる。なんか、分かっちゃうんだよな。コーヒーじゃなくてお茶の文化にはこのほんのりした甘さが合うってのもわかる。
で、結論。

「輪っかでさえあれば良い」

甘い油条はドーナツのように輪っかにして「香港のドーナツ」として販売しよう!2.30香港$ぐらいで!!!

ところで、私たちのツアーでお粥と共に定番化したのがこれ。スポンジパン(命名:私)。市街地には焼きたてパン屋さんが結構あって、チャーシューパンやらメロンパンもどきやら豊富にあるのですが、軽めの朝食にはこれが一番のお気に入り。

さて、最初は右も左もわからない香港でしたが、今回で4回目ということもあってだいぶ位置関係がわかってきました。それでも香港島と九龍島の行き来に、短時間で移動できるMTR(地下鉄)ではなく、ついフェリーに乗ってしまうあたりは、東京の地下鉄に対する苦手意識をそのまま持ち込んでいるような…

なかなか日程的に厳しいのだけど、今度は少し遠出して観光してみたいなと思います。まだ行ってみたい場所もたくさんあるし♪

最後に備忘録。これまでは日本で使っているポケットWiFiの海外ローミングサービスを利用しようとしてことごとくうまく行かなくて、ホテルや市街地のファーストフード店のWiFiを活用していたのですが、今回は現地での移動や出先での連絡、待ち合わせに支障が出ると困るので、空港で海外用のWiFiをレンタルしてみました。
保険込みで1日800円程度かかりますが、充分に活躍してくれまして満足度高かったです!1年間有効の1,000円割引券ももらったので、次回も利用することにしよう♪

【香港冒险纪行2015年11月_03】初めてのOrange Peel

さて、3日目。
日本でいうところの六本木という蘭桂坊にあるMusic Lounge Orange Peelでの「A Night Of J-ROCK」という、香港在住の日本人ミュージシャン3組との共演となる企画に参加させていただきました。

お客さんも日本人が多いのでMCは日本語でOK!との主催の方の話にホッとしつつ(笑)、初めての場所なので若干の不安もありの…でしたが、出演者の方々、そしてお客様、皆さんとてもフレンドリーでとても楽しかったです!現地でお仕事されている日本人の方々ともいろいろお話しさせていただいて、香港で知り合いができたことも、私はとても嬉しいのでありました。
対バンの演奏は往年の80年代の聞き慣れたポピュラーソング、オリジナルのロック、お客さんも一緒に盛り上がって良い雰囲気でした。若い人達も日本と変わらずLive活動してるんですねぇ^^ まさか香港で「じょうね〜つの、真っ赤なバ〜ラを〜♪」なんて聞くとは思わなかった(笑)。そしてここでもまた「ちゅ・ちゅ・中華街」を歌うことになるとは思わなかった。そう…Wanchの翌日に李さんに言い忘れちゃったんですよねぇ…orz
まぁ、この日は日本語の歌詞が通じる日本人が多かったし、いいか。「ちゅ・ちゅ♪…が頭の中をループする〜!」というクレームは何件かいただきましたが(笑)。すみません♪



そして今回もたくさんの現地の方々とお知り合いになることができました。皆さん結構気軽に話しかけてくれるので、こちらもそれに答えてとっても仲良くしたい気持ちは満々なのですが。。。しかしもう、こうなると本当に、言葉がうまく通じないのが最大の問題です、ハイ。次回はもうちょっとなんとかしたいと思います。(←毎回言ってます…orz)


今、香港のLIVE事情は決して良い訳ではなく、とんでもなく高い家賃に撤退を余儀なくされる店が後を立たないそうで。結果的にLIVEのできる場所を求める地元のバンドが飽和状態になっている中、日本からやってきてこうした店に出演させていただくことができるのは、現地でご協力をいただいている日本人ミュージシャンの方々のおかげです。費やしていただく労力たるや本当に頭が下がります。ありがとうございます。

そういえばドラムがまたすごいことに^^;

照明の反射に見えるかもしれませんが、タムの内側にリムに沿ってLEDライトが装着されてて青く光ります。いや〜最初は落ち着きませんでしたが、演奏が始まってしまえばまったく関係ありませんでした。
しかし、ドラムの後ろの壁に描かれた不気味なオジサンの絵は何だったんだろう(笑)。

【香港冒险纪行2015年11月_02】下町を歩く

WanchでのLiveからホテルに帰って寝たのは明け方近くということで、翌日は昼まで寝倒す。
そして遅い昼食にお粥を求めて(笑)李さん俊子さんと三人で出かけたものの、ちょうどランチタイムのド真ん中!ということで昨夜の一粥麺は大混雑。そこで香港島からフェリーで九龍島へ渡り、尖沙咀からテクテク歩いて今度は佐敦近くの一粥麺へ。途中にはおにぎり屋さんもあったりして、日本食がモテている状況を目の当たりにしたのですが…


おにぎりにスープのセット…。いやいや、おにぎりには味噌汁です!!!まぁ、さすがにそこまでは無理か^^;
ここはやっぱり、いつか香港でも味噌汁選手権大会を開催せねばなるまい。目指せ世界大会!(笑)

そして昼食後はそのままネイザンロードを北上して油麻地を通過して旺角付近の金魚屋さんへ♪前回North Pointの金魚屋さんで会った真っ白い鯉が忘れられず、泳ぐ魚を見たくなったという訳です。
いるいる〜♪赤いのから金色から白いの黒いの!水槽の前に一日張り付いてても飽きないな〜^^ いやしかしそんなのに興味あるのは一行の中で私だけなので、また今度見に来よう♪

花園街と名前のついた、下町らしい市場をぶらぶら。実演販売なんかもやってたりして活気があります。

結構歩いたので休憩に入るのは、やっぱり安定のマクドナルド(笑)。しかし考えることは皆同じなのか、そもそも香港には喫茶店が少ないのか、マクドナルドはどこも混んでおります^^;
帰りがけに立ち寄ったのは男人街。実は工芸品的な物を売っている店がちょこちょこあるので、つい覗かずにはいられない。今回も掘り出し物を見つけた!金魚〜っ!!!

同じような作りのキーホルダー(?)を昔に持っていてとても気に入っていたのだけれど、壊れてしまってそれっきり。それからなんとなくずっと同じものを探していたのに見つけることができなかったのに、ここで遭遇するとは!値段もだいたい想像通りだったので、迷わず2つ買ってしまった。かなり嬉しい♪

フェリーに乗るために尖沙咀に戻る途中、太鼓の音が聞こえてくる人だかりを覗くと獅子舞が。

新しいお店な開店祝いだそうで、なにやら儀式のようなものが執り行われていました。この獅子舞、横浜の中華街でも目にしますが、李さん曰く、香港の獅子舞は舞う獅子も太鼓も非常に上手だそうです。見ているとスタッフには若者が多いのですが、やはり縁起担ぎに関してはハンパない民族とあってか、皆さん真剣な表情でした。

香港島に戻って晩御飯。前日から目をつけていた吉野家へ(笑)。学生時代にバイトしていたおかげで一生分の牛丼を食べて来てしまった私なのですが、ここは興味津々なので入店。写真奥は俊子さん注文の通常の牛丼並。え?大盛りでしょ?と思ったアナタはさすがです。丼が大盛り用ですね。ところがこちらでは並も大盛りもどうやら大盛り用丼を共用しているようです。(材質はメラミン的。厨房からの荒っぽい音を聞いてて思いました、そりゃそうだよね〜あれじゃ1日何個割るかわからんよね〜^^;)
で、私はせっかくなのでカレー牛丼の温野菜付き♪

一見日本のそれとはまったく似て非なるものなのですが、さすがは吉野家D&C。日本と寸分違わぬその味には驚きました本当に。カレーも食べ慣れた日本の味。ここは味噌汁も注文しておくべきだったか。しかしカレーと味噌汁という組み合わせは、純粋なる日本人として決して踏み外してはならない道だったのでした、私には(笑)。

【香港冒险纪行2015年11月_01】今回もありがとう!The Wanch

11月が終わろうとして、やっと初冬らしい気温になってきた日本を脱出し、李世福&ToshiMaygooでの4回目の香港遠征に行って来ました。
前回5月末の香港は日本の夏を先取りしたとも言える連日30℃越え、湿度80%以上の蒸し暑さでしたが、11月末はかなり快適な気温。私達が到着した日は、たまたま香港ではグンと気温が下がった日で、現地の方々の中にはダウンジャケットを着込んでいる人も!…かと思えばノースリーブに短パンという欧米人もチラホラ。なんだか今年の初冬は、日本も香港も調子が狂ったといった感じ。

15時頃香港国際空港に到着し、ひとまずホテルに荷物を置き夕飯を食べに外出。着いた当日の夜と翌々日に今回はもう一本LIVEがあるので、大事をとって安定の品質を誇る俊子さんお気に入りのお粥屋さんへ。「一粥麺」という、最初に香港に来た時に宿伯した青衣のホテルに隣接したフードコートにあったチェーンのお粥屋さん。ええ、注文して運ばれてきたお粥に具が乗ってなくて文句言ったら、全部どんぶりの底に沈んでいる仕様だったというあの店でございます(笑)。
私は皮蛋粥が一番のお気に入りなので、皮蛋と、干した豚肉を「でんぶ」のように裂きほぐしたものが入ったお粥を注文。お?この店はちゃんと上に乗ってるぞ?なんか器も前と違うし。同じチェーンでもその辺は店舗ごとに自由なようで。

さてさて、ほどよく時間をつぶしまして、23時にホテルを出発してThe Wanchへ。香港のLive Barは本当に遅くまでLIVEがあるので、私達のスタートは24時です(笑)。それでもお客さんが入って来るからすごい。翌日も仕事なんだろうになぁ^^;
セットリストは前回と同じく踊れるアップテンポな曲を中心に!の展開から、途中いきなり李さんからの指令が、まさかの「ちゅ・ちゅ・中華街」…orz
ステージ上で「それはやめましょうよ〜^^;」と、もめる訳にもいかず歌っちまいましたが、どうなんだろう…。とにかく他の曲とカラーが違いすぎる件。この流れについては今度メンバーでゆっくりと話し合いたいと思いますm(_ _)m

今回もお世話になった梅津さんに写真をたくさんいただきましたので、ほんの一部を以下に♪