傍の世界に

間違えてばかりの道だから
時には答えを教えて欲しい
正しさを求めて見上げれど
今夜の形はとても曖昧

時の顔はいつも穏やかで
期待も憂いもお構いなしに
ただその表情を変えてゆく
問えども語らず刻んでゆく

追いかけた残像は砂丘を行く足跡
風が砂に還すときが来るよ
どこかで読んだ偉い人の言葉より
傍らのあなたの言葉を刻もう

遠くの銃声を運んでくる
流れる涙を映し出して
だけど画面はすぐ切り替わる
近くて遠くて そして現実

思い出す穏やかな記憶に
浮かんだ面影 目を細めた
佇むだけのこの姿でも
誰かの景色に残れるだろうか

繰り返す後悔は波打ち際の砦
波が砂に還す時が来るよ
海の向こうで上がる産声のために
傍らのあなたのその手を握ろう

振り返れば大きな橋が崩れ落ちてく
砂は砂に還えるときが来るよ
手繰り寄せればここに繋がる未来に
傍らのあなたと想いを馳せよう

どこかで聞いた偉い人の言葉より
傍らのあなたの言葉を聞きたい


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