時計の針は2時を差して休日の太陽が部屋を照らす
錆びた階段にかすかに響く雨音のような君の足音遠ざかる
どこに行くの?
眠る僕の横で君は何を心に決めたの?
愛の歌 歌おう
昨日きみが泣いて
その背中に何も言えずに夜の嵐の音だけを聞いてた
互いの名前とアドレス消して思い出も一つずづ色あせて
時を重ねて偶然に街で出会っても気付かずすれ違うそんな日が来るのかな
どこにいるの?
僕は君を君は僕をいつか忘れてしまうの?
「ただいま」とドアを開けた君をコンビニの袋ごと抱きしめる
さっきまでの切ない僕の妄想を聞くたび君は腹を抱えて笑うよね
どこへ行こう?
凍える季節が終わった春の陽だまりの中で
愛の歌 歌おう
いつか時が行けば
その背中に翼見つけて
それを“絆”と呼べる日が来るかな?