昨日の雨に泳ぎ疲れて漂って行くように
ああ 窓の外を流れる景色ぼんやり見てたよ
広がるだけの青い空は壊れた時計だね
気付けば街は春の気配
吹く風はまるで
夢を見ているよう
あの君はもういない
同い年 早すぎる
突然で永遠に
遠く青い空から微笑みかけるその笑顔
神様も見下ろして消えていく虹連れて行ったね
毎日顔を合わせるほどの小さなキャンパスで
誰もが君を知っていたのさ恋さえしてたよ
ジーンズと黒いストレートの髪いまでも鮮やかで
思えば少し白すぎる肌誰も気付かない
すごく背が高くて
少しだけ生意気で
誰にでも優しくて
大輪の花だった
君が行く大空は苦しみのない広い国
神様も届かない
この声ももう届かないけど