【香港冒险纪行06】お待たせしました。ゴハンです。

出発前に「香港に行ってくる」と言うと、何人かから「お腹、気をつけて」と返って来た。これは香港にそういうイメージがあるのか、それとも私だからなのかは敢えて尋ねなかったのですが…
例えばガイドブックを開けば、香港きっての観光スポット近くやホテルのレストランなんかでランチで3,000円~、ディナー8,000~なんて店もゴロゴロありまして、そいうグルメの旅を私がするとは…思ってない訳ね(笑)。

確かにそこにはそれほど興味は無くて、日本で言うところの牛丼とかコロッケ定食みたいなものに惹かれます。簡単に街中でヒョイと入った店で食べられる感じの物ですね。

まずはお粥。どうやら香港の朝食の定番のようで、事前にガイドブックでチェックして行く気まんまんでした。というのも、以前「ピータン粥」を食べてものすごく気に入ったからです。人によってかなり好き嫌いの分かれるピータンですが、冷静に考えると日本で言うところのTKG、つまり「たまごかけご飯」と成分はほぼ一緒な訳ですよ。これが不味い訳がありません。
ちょうどホテル併設のフードコートにチェーンのお粥屋さんが入っていたので、滞在中の朝食はほぼお粥。しかしメニューにはピータン粥から、骨付き牛肉の入ったお粥、白身魚の切り身が入ったお粥、チャーシューやらエビが入った豪華なお粥などなどありまして、毎日通っても飽きません。

で、これがピータン粥。

そしてチャーシュー&エビの豪華粥。

こちらが骨付き牛肉が入ったお粥。

…全部同じじゃないかっ!!!

李さんとToshikoさんと私で違う種類を注文したのに、番号呼ばれてカウンターに取りに行ったら全部同じ!
ちょっと~、これ、間違えてるんじゃないの~? …って、英語で何て言えばいいのさっ!?
もうとっさに出て来たのは北京語の方だったので、カタコトながら「間違ってない?伝票見せてもらえる?」って言ってみたら通じたようで、カウンターの下から伝票出して並べてくれた♪
それでも半信半疑ながら、席に持って行ってレンゲで掻き回してみて納得。

なるほど、お粥というものは具が全部下に沈んでしまう運命にあるらしい。メニューの写真は具材がトッピングされているように写ってたから、てっきりそういう絵面を想像していたけど、あれは撮影用に工夫がしてあるんだな~。
結果的にそれぞれちゃんとお目当ての具材にありつけてめでたしめでたしである。
カウンターのオバちゃん、疑ってごめんね~^^;

この他にも、街中で食べた燻製鴨肉入りビーフンを気に入りました。ほどよくピリ辛で燻製の鴨肉がゴロゴロ入ってて、暑さの中でもバッチリ食欲が湧きます。

一緒に注文した温かい豆乳ドリンクもツボ!そうだ、これ、前に上海のホテルの朝食バイキングで見付けて気に入ったんだった♪

翌日には飲茶も堪能。


しかしどの店でも問題は広東語の料理名が全然わからんことですね。もちろん小籠包とか海老餃子などはなんとなくわかるのですが、せっかくだから珍しい物を注文したいと思っても、見たこともない漢字の羅列じゃ何が出てくるか皆目見当がつかないものばかり。
ということで、決めました。次に行くまでに、料理名だけはわかるように勉強しておこう。

ちなみに鴨肉ビーフンはメモってきました。
「雪菜煙鴨絲炒米」33$ (470円ぐらい)